消火器の中身は毒?吸い込んだ時の危険性と誤噴射の正しい掃除・処分法
いたずらやレバーの誤操作、物の落下による衝撃などで室内一面に粉末が広がってしまった場合、最もやってはいけないのが「家庭用掃除機で吸い取る」行為です。
消火器の粉末は一般的なハウスダストよりもはるかに細かいため、掃除機の集じんフィルターをすり抜けてしまいます。その結果、吸引した粉末が排気口から室内に再飛散して被害を拡大させるだけでなく、モーター内部に微粒子が入り込んでショートや発火、モーター焼き付きによる掃除機の全損故障を引き起こします。
室内で誤噴射が発生した際は、次の手順で安全に除去作業を進めてください。
ステップ1:換気と身の安全の確保
作業前に窓を全開にして換気を行います。粉末を直接吸い込まないようマスクを着用し、目を守るメガネやゴーグル、肌荒れを防ぐゴム手袋を身につけます。
ステップ2:濡れ新聞紙を使った掃き掃除
粉末が舞い上がるのを防ぐため、水で湿らせて細かくちぎった新聞紙を床全体に散布します。新聞紙に粉を吸着させながら、ホウキとチリトリを使って静かにかき集め、丈夫なビニール袋に密封して回収します。
ステップ3:徹底的な水拭き仕上げ
床や壁に残った粉末は、固く絞った濡れ雑巾で何度も水拭きします。消火薬剤の成分は金属を腐食させたり、電気基板を劣化させたりする性質があるため、家具の隙間やOA機器の周辺は念入りに拭き取ることが肝心です。
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