原田芳雄の死因と遺した伝説|最期の舞台挨拶と松田優作との絆

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1940年、東京都足立区に生まれた原田芳雄さんは、1963年に俳優座養成所(第15期生)に入所しました。同期には地井武男さん、夏八木勲さん、村井国夫さん、前田吟さん、栗原小巻さん、太地喜和子さんらが顔を揃え、後に「花の15期生」と称される黄金世代のひとりとして頭角を現します。

1968年の『復讐の歌が聞える』で映画デビューを果たすと、既存の演劇的な枠組みに収まらない野生味と色気で一躍脚光を浴びました。1971年には劇団の方針に抗して俳優座を退団。フリーとなって以降、名だたる巨匠たちのミューズとして数々の名作を世に送り出しました。

【原田芳雄の主な代表作映画一覧】

  • 『復讐の歌が聞える』(1968年・貞永方久/山根成之監督):鮮烈な映画初主演作
  • 『八月の濡れた砂』(1971年・藤田敏八監督):70年代青春映画の金字塔
  • 『竜馬暗殺』(1974年・黒木和雄監督):従来の英雄像を解体した歴史的傑作
  • 『祭りの準備』(1975年・黒木和雄監督):キネマ旬報助演男優賞を受賞
  • 『ツィゴイネルワイゼン』(1980年・鈴木清順監督):ベルリン国際映画祭審査員特別賞を受賞した幻想怪異譚
  • 『陽炎座』(1981年・鈴木清順監督):清順美学の極致を描いた大正三部作
  • 『鬼火』(1997年・望月六郎監督):老ヤクザの哀愁を演じ切り各映画賞を独占
  • 『歩いても 歩いても』(2008年・是枝裕和監督):頑固な元開業医の父親役で新境地を開拓
  • 『大鹿村騒動記』(2011年・阪本順治監督):構想から携わった生涯最後の主演作

特に鈴木清順監督と組んだ『ツィゴイネルワイゼン』で見せた謎めいた男・中砂役は、日本映画史に残る怪演として名高く、キネマ旬報ベスト・ワンをはじめ国内外で絶賛を浴びました。技巧を超えた「剥き出しの人間臭さ」を提示する芝居は、是枝裕和監督をはじめとする現代のトップクリエイターたちにも決定的な影響を与えています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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