プロが教える八宝菜の黄金比!水っぽさを消すプロ秘伝の隠し味
八宝菜のルーツを辿ると、元来は中国南部の広東料理に行き着く。「八」は数的な8種類という意味ではなく、「数多くの優れた具材」を指す縁起の良い言葉だ。海鮮と山の幸を豪華に炒め合わせるこの料理は、昭和から平成にかけて日本の外食産業へと深く浸透していった。
日本の中華料理界を牽引してきた故・陳建一氏や周富徳氏といった巨匠たちは、テレビ番組『料理の鉄人』などを通じて、本格中華の奥深さとダイナミズムを広くお茶の間に伝えた。彼らが重んじたのは、素材の水分をコントロールする火入れの技術だ。日本中華料理協会などの業界団体も長年にわたり、伝統的な広東料理の技術をベースにしながら、日本の家庭の火力に合わせた調理法の普及に尽力してきた経緯がある。
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