樋門とは?水門・樋管との違いや浸水を防ぐ仕組み・役割を徹底解説

樋門とは?水門・樋管との違いや浸水を防ぐ仕組み・役割を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

河川施設には「水門」「樋門」「樋管」といった似た名称が並び、混同されがちです。これらは「堤防の連続性を保っているかどうか」と「構造物の規模・形状」によって明確に区別されています。

最大の違いは「水門」と「樋門」の堤防構造にあります。水門は堤防そのものを垂直に切り欠いて(分断して)開口部を造り、そこに巨大なゲートを設置します。川幅全体を遮断できる反面、堤防が途切れるため強固なコンクリート構造が必要です。一方の樋門は、堤防の盛土を壊さず残したまま、堤防の底をくぐり抜けるように水路を埋設します。堤防の連続性が保たれるため、景観や堤防の強度を維持しやすい利点があります。

また、「樋門」と「樋管(ひかん)」の違いは主に規模と断面形状です。一般的に、内部の通水断面が大きく(おおむね2メートル以上)四角い箱型(ボックスカルバート)をしているものが「樋門」、それより小さく丸いヒューム管などを用いたものが「樋管」と呼ばれます。基本的な役割や逆流を防ぐ原理はどちらも共通です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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