実は38度が平熱?馬の体温の秘密と危険な発熱サイン・正しい測り方
馬と人間の身体構造で大きく異なる要素のひとつが「基礎体温」です。成馬における馬の平熱は37.5〜38.5度が一般的な基準値とされています。人間(約36.0〜37.0度)と比較すると、およそ1度以上高い設定です。
巨大な筋肉量を誇る馬は、基礎代謝が非常に活発で体内での熱産生が盛んです。そのため、平熱のベースライン自体が高く維持されています。ただし、個体差や1日の時間帯(日内変動)によっても体温は変化し、通常は早朝が最も低く、夕方に向けて0.5度前後上昇します。
さらに見落としてはならないのが年齢による違いです。代謝が極めて活発な子馬の平熱は38.5〜39.0度と、成馬よりも0.5〜1度ほど高くなります。生まれたばかりの当歳馬(生後間もない子馬)を検温して38.8度を記録したとしても、直ちに発熱と判断するのではなく、月齢や活気、授乳状況とあわせて冷静に判断する必要があります。
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