ただの鼻水放置が耳の激痛に?副鼻腔炎から中耳炎へ繋がる感染経路

ただの鼻水放置が耳の激痛に?副鼻腔炎から中耳炎へ繋がる感染経路の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

副鼻腔炎を起点として発症する中耳疾患には、大きく分けて二つの顔がある。激しい痛みを伴う急性中耳炎と、痛みがなく静かに進行する滲出性中耳炎である。

急性中耳炎は、中耳に侵入した肺炎球菌やインフルエンザ菌などの細菌が急激に増殖し、鼓膜が赤く腫れ上がって膿が溜まる。ズキズキとした激痛、発熱、鼓膜穿孔による耳だれが特徴だ。一方、見落とされやすいのが滲出性中耳炎である。急性期の激痛が治まった後、あるいは耳管機能不全によって中耳に浸出液が貯留し続ける病態で、痛みはほぼ生じない。「耳が詰まった感じがする」「呼んでも返事をしない」「テレビの音量をやたらと上げる」といった軽微なサインしか現れないため、慢性化して難聴を招くまで放置されるリスクが高い。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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