福島原発作業員「日当33万円」の真相!廃炉現場の給与と中抜きの闇
福島原発作業員の求人で基本日当に上乗せされるのが「危険手当(特殊勤務手当)」です。手当の相場は作業エリアの空間線量率に応じて細かく規定されており、グリーンゾーン(全面マスク不要エリア)では1日数千円程度ですが、イエロー・レッドゾーン(高線量エリア)に入る作業では1日あたり1万円〜3万円以上の手当が加算される仕組みです。
しかし、高額な手当を得られる高線量エリアでの作業には、法令に基づく被曝線量限度という絶対的な壁が立ちはだかります。
労働安全衛生法および電離放射線障害防止規則により、原発作業員の被曝線量は「5年間で100mSv(ミリシーベルト)、かつ単年で50mSv」が上限と厳格に定められています。多くの施工会社では安全マージンを考慮し、年間の線量枠をさらに低く(15〜20mSv程度に)設定して管理しています。
高線量エリアで集中的に作業を行い、短期間で許容線量に達した作業員は「線量打ち止め」となり、一定期間は放射線管理区域内での作業に従事できなくなります。つまり、日当が高額であっても「年間を通じて継続して働き稼ぎ続けることはできない」という点が、原発労働の構造的な特徴です。
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