メキシコ公開「宇宙人ミイラ」の正体とは?Dna鑑定と科学検証の真相
マウサン氏側のチームは信憑性を補強するため、X線撮影およびCTスキャン調査の映像を公開し、「骨格は連続しており、人工的に繋ぎ合わされた痕跡はない」「腹部には生物の卵のような球体構造物が3つ確認できる」と説明しました。さらに、DNA鑑定結果において「既知の生物データベースと一致しない未知の配列が約30%含まれている」とし、これこそが地球外生命体である動かぬ証拠だとアピールしました。
しかし、独立した法医学者や分子生物学者、古生物学者たちがこれらの公開データを精査したところ、不可解な解剖学的矛盾が次々と浮かび上がりました。
- 解剖学的に不自然な骨格構造:CTスキャン画像を詳細に解析すると、大腿骨や腕の骨の関節面が適合しておらず、骨の左右が逆転して配置されていたり、本来手足の骨ではない別部位の骨格片が詰め込まれたりしていた。
- 頭骨の形状異常:「エイリアン特有の頭部」とされた部分は、小型の哺乳類(ラマやアルパカなど)の後頭部を切除・加工し、前後を逆にして配置した形状と完全に一致する。
- DNA鑑定のからくり:「未知のDNA」とされたデータについて、ゲノム解析の専門家は「数百〜千年以上前の遺骸サンプルは極度にDNAが断片化・劣化しているため、塩基配列の解読エラーが起きやすい」と指摘。さらに、複数の生物やカビ、現代の人間の皮脂が混ざり合うコンタミネーション(交雑汚染)が生じると、既存のデータベースに照合できないノイズデータが大量に発生することが証明されました。
つまり、科学的なプロトコルに照らし合わせた場合、提示されたデータは「新種のエイリアン」を証明するものではなく、劣化した古代サンプルの解析限界と杜撰な標本構築を示していたのです。
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