ブラジル産鶏肉の安全性は大丈夫?安さの裏にある品質検疫の真実

ブラジル産鶏肉の安全性は大丈夫?安さの裏にある品質検疫の真実の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

ブラジル産鶏肉がこれほど手頃な価格で流通する最大の理由は、品質カットではなく圧倒的なスケールメリットにある。同国の畜産業は広大な国土と豊富なトウモロコシ・大豆などの飼料資源に恵まれており、日本とは比較にならない規模での大量生産が可能だ。

その中核を担うのが、食肉大手のJBSやBRFといったグローバル企業である。世界最大級の食肉加工業体であるこれらの巨大企業は、飼育から調達、飼料供給、加工、輸出物流に至るまでを垂直統合モデルで徹底管理している。自社専用の大型港湾ターミナルや全自動処理施設を活用することで、一羽当たりの生産コストを極限まで削減しているのだ。品質を落として安くしているのではなく、産業全体の集約化が低価格を実現している。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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