女子高生コンクリート事件と犯人実名報道:少年法改正が問う現在地

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女子高生コンクリート詰め殺人事件の凄惨な全貌が明らかになったのは、1989年3月のことだった。少年グループによって41日間にわたり監禁され、凄絶な暴行の末に命を奪われた女子生徒の遺体は、ドラム缶にコンクリート詰めにされた状態で多摩川沖の埋立地に遺棄されていた。あまりにも凄惨な事態に、捜査を担当した警視庁のベテラン刑事たちすら絶句したと伝えられている。

主犯格を含む少年らは次々と逮捕され、刑事裁判の舞台は東京地方裁判所へと移された。司法の場で明かされた犯行内容の冷酷さは、日本中を暗澹たる空気で包み込んだ。判決では主犯格に懲役20年の不定期刑が言い渡されるなど、当時の少年犯罪に対する量刑としてはきわめて重い判断が下されたが、遺族や社会が受けた傷が癒えることはなかった。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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