鼻がでかい深海魚の正体は?おじさん顔の真相と奇妙な進化を徹底解明
インターネット上で「人の顔そっくり」「疲れた中年男性のよう」と拡散され続けているピンク色の魚。その正体は、カサゴ目ウラナイカジカ科に属するニュウドウカジカ(英名:ブロブフィッシュ / 学名:Psychrolutes marcidus)です。
オーストラリアやタスマニア島沖の水深600〜1200メートル付近に生息しており、丸みを帯びた大きな鼻のような突起、への字に曲がった口、そして虚無を見つめるような小さな目が特徴的です。2013年には英国の「醜い動物保存協会(Ugly Animal Preservation Society)」によるオンライン投票で「世界一醜い生き物」の初代チャンピオンに選ばれ、世界的なマスコットキャラクターのような知名度を獲得しました。
しかし、生物学的な観点から言えば、あの突き出た部分は人間のような「鼻(嗅覚器官)」ではありません。軟骨とゼラチン質の肉質がたるみ、顔の中央で鼻のように隆起して見えているだけに過ぎないのです。
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