チャイナブルーに宿るカクテル言葉「自分を愛して」の真実とレシピ
チャイナ・ブルーというカクテルの成立を語る上で欠かせないのが、ライチリキュールの代名詞であるディタ (DITA) の存在だ。1980年代にフランスの名門酒類企業ペルノ・リカール (Pernod Ricard) が世に送り出したこのプレミアムリキュールは、東洋の果実ライチの上品な甘みと香りを完璧なバランスで封じ込め、世界のバーシーンに革命を起こした。
このディタの芳醇さに柑橘のシャープな酸味をぶつけ、オレンジ果皮の苦味を持つブルー・キュラソーを一滴垂らすことで、奇跡のようなコバルトブルーが完成する。リキュール同士の比重差を利用し、グラスの底から水面にかけて淡いグラデーションを描くビルドの手法は、液体の宝石とも称される芸術性を生み出した。
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