コートやヘルメットの謎の帯!チンストラップの役割と正しい使い方を解説
チンストラップは、英語の「Chin(顎)」と「Strap(紐・帯)」を組み合わせた言葉です。日本語に直訳すると「顎紐(あごひも)」を意味し、もともとはヘルメットや帽子が風や衝撃で脱落しないよう、顎の下で固定するためのストラップ全般を指していました。
ファッションの文脈におけるチンストラップは、コートやジャケットの襟元に付属する「襟留め用の帯パーツ」を指します。「なぜわざわざ襟元に小さなベルトが付いているのか」という疑問の答えは、過酷な天候下で首元からの冷気や雨風の侵入を遮断するためです。
通常のコートは胸元や首元が開いたデザインが多く、強風が吹くと体温が急激に奪われます。そこで襟を垂直に立て、チンストラップを反対側のボタンやバックルでしっかりと留めることで、首周りを隙間なく覆い尽くすハイネック構造へと変化させます。つまり、1着のアウターに「開放的な開襟スタイル」と「完全防備のスタンドカラースタイル」の2つの顔を持たせるためのギミックなのです。
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