サントリー佐治信忠会長の現在と資産|新浪体制の裏側と創業家の全貌
米経済誌『フォーブス(Forbes)』が毎年発表する「日本の富豪ランキング(Japan's 50 Richest)」において、佐治信忠氏とその一族は、ファーストリテイリングの柳井正氏やソフトバンクグループの孫正義氏らと並び、常にトップクラスの常連として名を連ねています。佐治信忠氏および創業家一族の推定総資産額はおよそ1兆円〜1兆5,000億円規模に達し、国内屈指のメガ資産家として知られています。
この巨額資産の源泉となっているのが、サントリーグループの株式の大半を保有する資産管理会社「寿不動産」の存在です。サントリーホールディングスは中核子会社のサントリー食品インターナショナル(洋酒以外の清涼飲料事業など)を東証プライム市場へ上場させているものの、持株会社本体は頑なに非上場を維持しています。
サントリーが非上場を貫く理由は、短期的な四半期利益や株主の意向に左右されることなく、ウイスキーの長期熟成のように「10年、20年先を見据えた巨額投資」を可能にするためです。寿不動産を通じて創業家が強固な資本基盤を掌握しているからこそ、佐治氏は後述する1.7兆円規模の超大型買収をはじめとする異次元の勝負手を打つことができました。
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