なぜ足の爪が上に反る?スプーンネイルの危険な原因と正しい治し方
爪は本来、指先の骨の形に沿って緩やかなカーブを描きながら伸びる構造をしています。しかし、爪自体の強度が落ちたり、爪先へ過剰な力が加わったりすると、中央がくぼんで先端がめくれ上がるように変形します。この足の反り爪の原因として、臨床現場では主に次の3つが挙げられます。
① 鉄欠乏性貧血による爪の菲薄化(ひはくか)
スプーンネイルの代表的な内因が、鉄欠乏性貧血で爪が反る現象です。爪の主成分であるケラチンを硬く健康に生成するには、十分な酸素と栄養が必要不可欠。体内の貯蔵鉄(フェリチン)が枯渇すると、爪が極端に薄く柔らかくなり、指先の圧力に耐えきれずに反り返ってしまいます。女性に多く見られるパターンです。
② 靴の圧迫とサイズ不適合
外的な物理ダメージも大きな引き金になります。爪の変形は靴のサイズ選びのミスから生じるケースが目立ちます。つま先が細すぎるパンプスや、サイズが小さくて指先が常に靴の内側に当たっている靴を履き続けると、爪先が上方向に押し上げられます。逆に大きすぎる靴を履いて靴の中で足が前滑りし、指先をぶつけ続けている場合も同様です。
③ 浮き指や歩行時の足指の使われ方
歩くときに足指が地面にしっかり接地せず、指先が浮いたまま踵や指の付け根だけで歩く「浮き指」の癖があると、足の親指の爪が反り返るトラブルが起きやすくなります。足の爪が反る歩き方を続けていると、地面からの正常な圧力を爪が受け取れず、下からの支えを失った爪が徐々に上方へ反り返ってしまうのです。
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