剣道三倍段は嘘か本当か?空手・柔道との実戦比較で見えた最強説の真相
一方で、格闘技ファンの間では「剣道三倍段は嘘であり過大評価だ」という反論も根強く存在します。そうした指摘がなされる理由は、主に以下の3点に集約されます。
1. 武器を手放した瞬間、戦闘力が激減する
剣道の技術は武器の把持を前提としており、完全に素手(徒手)の状態になった場合、パンチのディフェンスや投げ技・寝技への対処法を学んでいません。素手同士の純粋な殴り合いや組み合いになれば、空手や柔道の初段にも歯が立たないケースが多々あります。
2. 超接近戦(クリンチ)における脆さ
剣道には鍔迫り合いの技術があるものの、格闘技における首相撲や胴タックル、関節技への耐性はありません。武器の間合いを完全に潰され、ゼロ距離で抱きつかれたりグラウンドに引きずり込まれたりした場合、打つ手がなくなります。
3. 現代剣道特有のルールへの最適化
競技としての剣道は面・小手・胴・突きの4箇所に打突部位が限定されており、足払い、タックル、顔面への掌底などは反則です。実戦における変則的な攻撃に対する耐性は、個人のセンスや他武道の経験に依存する部分が大きいです。
したがって、「武器を持っている状態」という前提条件が崩れれば、三倍段の力関係は容易に逆転するというのが冷徹な真相です。
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