愛犬が抱っこを嫌がる理由とは?獣医師が明かす関節を守る新常識
犬種や体格の違いによって、抱っこ時に配慮すべき解剖学的ポイントは大きく異なる。体重が数キログラムに満たない超小型犬の場合、高所からの転落事故が致命傷になりかねない。ジャパンケネルクラブ(JKC)の登録上位種であるチワワやポメラニアンなどは骨が極めて細く、腕の中からすり抜けて落下するだけで骨折に至るケースが絶えない。
一方、中型犬や大型犬を運ぶ際には、飼い主自身の負担軽減と犬の呼吸器官への配慮が不可欠となる。大型犬の胸元を圧迫するように抱え込むと、息苦しさから暴れ出し、互いに大怪我を負う危険性がある。専門的な犬の飼い方・しつけの現場では、大型犬を移動させる際、胸部と後肢の付け根を両腕で大きく包み込み、飼い主が腰を落として全身の筋力で持ち上げる方法が推奨されている。
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