熊本・阿蘇の銘酒「れいざん」の評判と辛口の極みを徹底解剖
「れいざん(霊山)」の銘柄名は、阿蘇五岳がお釈迦様の横たわる姿「涅槃像(ねはんぞう)」に見えることから、霊峰・阿蘇への畏敬の念を込めて名付けられました。この銘酒を手がける山村酒造は、宝暦12年(1762年)創業という極めて長い歴史を誇る老舗蔵元です。
酒蔵が位置する熊本県阿蘇郡高森町は、標高550メートルの阿蘇外輪山山麓に位置する寒冷な地。冬場には厳しい冷え込みとなり、酒造りに理想的な低温長期発酵の環境が整っています。
そして何より、「れいざん」の骨格を形作っているのが阿蘇の大自然が磨き上げた清冽な伏流水です。阿蘇山に降り注いだ雨や雪が数十年の歳月をかけて地下深くで濾過された水は、ミネラルバランスに優れ、雑味のないクリアな仕込み水となります。伝統の技を受け継ぐ杜氏と蔵人たちが、この阿蘇の恵みと熊本県産米に真摯に向き合い、妥協のない酒造りを続けています。
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