劇的な変色に潜む罠とは?ブラックチェリーの床で描く極上空間

劇的な変色に潜む罠とは?ブラックチェリーの床で描く極上空間の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

ブラックチェリーを施工した直後、施主から「床に黒いシミや細い筋のような傷がある」と相談が寄せられるケースがある。しかし、その大半は欠陥ではなく、ガムポケット(木材特性)と呼ばれる樹液の痕跡だ。

樹木が成長する過程で、強風による揺れや過酷な乾燥、虫の食害などから身を守るために分泌した樹液(ガム)が細胞内に閉じ込められ、黒褐色の斑点や筋状の模様となって現れる。これは過酷な北米の大自然を生き抜いた証であり、本物の天然木であることの証明に他ならない。近年では均一で無機質な空間への反動から、このガムポケットやリップルマーク(さざ波状の縮み杢)を意匠的なアクセントとして積極的に愉しむデザイン手法が主流となりつつある。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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