神道政治連盟とは?自民党との深い関係と政界を揺るがす影響力の真相
政治報道の現場で「神政連(しんせいれん)」の略称で呼ばれる神道政治連盟は、1969年(昭和44年)に設立された政治団体である。その中核的な目的は、神道の精神に基づいた日本の伝統・文化を守り、それを国家の政策に反映させることにある。日常的に神社で目にする祭祀の執行や神社行政を行う宗教法人「神社本庁」とは、組織運営上明確に区別されている。
神社本庁そのものは宗教法人法に基づく非課税法人であり、憲法第20条の政教分離原則への配慮から直接的な政治活動には一定の制約が伴う。そこで、神道界の政治的主張や政策提言を公然と遂行するために結成された別動部隊が神道政治連盟である。神道政治連盟をわかりやすく解説するならば、「全国の神社関係者や崇敬者の政治的意志を取りまとめ、国政に届けるためのロビー機関」と位置づけることができる。
全国47都道府県に地方本部を構え、その最前線には各地の神社に仕える神職(宮司や禰宜)だけでなく、神社を支える地元有力者である「総代」や「氏子」が連なる。この重層的な地域ネットワークこそが、一般的な政治団体には真似のできない神政連の分厚い活動基盤を形成している。
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