首こりマッサージで死亡事故?脳梗塞を招く危険部位と安全なほぐし方

首こりマッサージで死亡事故?脳梗塞を招く危険部位と安全なほぐし方について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。

近年、家庭用セルフケアアイテムとして急速に普及した「マッサージガン(筋膜リリースガン)」ですが、首周りへの使用には極めて慎重な判断が求められます。実際、多くの機器メーカーの取扱説明書には「頸部への使用禁止」または「首の前側・頭部への使用不可」と明記されています。

マッサージガンの特徴は、毎分2,000〜3,000回にも及ぶ強力なピストン振動です。太ももや臀部、背中などの分厚い筋肉に対しては筋膜の癒着をほぐす効果が期待できる一方、皮膚のすぐ下に細い骨や動脈が通っている首に対しては、衝撃波がダイレクトに血管内膜へ伝わってしまいます。

特に危険なのが、首の側面や喉仏の周辺、鎖骨の上のくぼみ(斜角筋群)への使用です。血管を傷つけるリスクに加え、振動が内耳の三半規管に伝わって激しいめまいや吐き気を引き起こしたり、頸動脈プラーク(血管内に溜まったコレステロールの塊)を剥がして脳塞栓症を誘発したりする危険性があります。どれほど頑固な首こりであっても、マッサージガンの振動ヘッドを首へ直接当てる行為は避けてください。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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