政界激動の2026年、なぜ今「谷垣禎一」の言葉が永田町を揺さぶるのか——リベラル保守の遺産と日本政治の行方
自民党総裁時代に成し遂げた最大の功績は、間違いなく野党でありながら野田政権と交わした「三党合意(民主・自民・公明)」だろう。財政再建と社会保障改革という、得票には直結しない構造課題に真っ向から向き合った決断だ。
政局の利益だけを考えれば、与党を徹底的に糾弾して解散に追い込む選択肢もあったはずだ。それでも国益を優先し、ポピュリズムの誘惑を退けた。2026年、膨らみ続ける国の借金と急激な少子高齢化に直面する我々にとって、あの決断の重みは増すばかりである。
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