静岡の奇跡「黄金みどり茶園」の秘密と絶景の茶の間・通販ガイド
一面の緑が広がる茶畑の中で、一株だけ黄金に光り輝く枝が発見されたのは昭和の終わりのことでした。見つけ出したのは、園主の佐藤浩光(さとう ひろみつ)氏です。通常の緑茶は葉緑素(クロロフィル)によって鮮やかな深緑色を保ちますが、この茶樹は自然界の偶然がもたらした「突然変異(アルビノ種)」によって葉緑素が極端に少なく、葉が黄金色に変化していました。
植物にとって葉緑素の欠乏は光合成能力の低下を意味し、通常であれば環境ストレスに耐えきれず枯れてしまいます。しかし佐藤氏は、その神秘的な美しさと生命力に魅せられ、一本の枝から「挿し木」を行い、気の遠くなるような年月をかけて育成を試みました。
気候や土壌の条件に左右されやすく、増殖は困難を極めましたが、20年以上の歳月と情熱を注ぎ込んだ結果、世界で唯一無二となる黄金みどり茶園が完成したのです。山間に燦然と輝くその景観は、まさに自然のいたずらと篤農家の執念が生んだ奇跡の結晶といえます。
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