カイドウとハナカイドウの違いは?見分け方と実の特徴を徹底解説

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春の開花期において、ハナカイドウとその類似種を見分けるポイントは「花柄(かへい)の長さ」「花の咲く向き」「花の咲き方(一重・八重)」の3点に集約されます。同じバラ科リンゴ属に属する仲間同士ですが、細部を観察すると明確な違いが現れます。

まず押さえておきたいのがハナカイドウの花の特徴です。ハナカイドウの開花時期は4月上旬から5月上旬頃で、ちょうどソメイヨシノが散った直後の新緑の季節に見頃を迎えます。細くしなやかな赤褐色の花柄が3〜5cmほど長く伸び、まるでサクランボのように下向き・うつむき加減に垂れ下がって開花します。蕾の時期は濃い赤紫色をしており、開くと上品な淡いピンク色の花弁が重なり合う半八重〜八重咲きの姿が特徴的です。

これに対し、各種の主な違いは以下の通りです。

1. スイシカイドウ(垂糸海棠)との違い
スイシカイドウは、ハナカイドウの別名(中国名)です。細い糸のような花柄を垂らして花を咲かせる姿から「垂糸(すいし)」の名が付けられており、植物としてはハナカイドウと同一のものを指します。

2. ホンカイドウ(本海棠)との見分け方
ホンカイドウの花柄はハナカイドウよりも短く、花は垂れ下がらずに上向きまたは横向きに咲きます。花の色はやや白みがかった淡いピンクで、花後に直径2〜3cmほどの大きな黄色い実をしっかり結びます。

3. ヒメリンゴ(姫林檎)との見分け方
ヒメリンゴ(Malus cerasifera など)も同じバラ科リンゴ属ですが、花は白〜ごく淡いピンクで、横から斜め上を向いて房状に咲きます。ハナカイドウのように風に揺れてうなだれるように咲くことはなく、秋には真っ赤なピンポン玉サイズの実がびっしりと鈴なりになります。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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