赤字撤退か、地域再生の旗手か?2026年、線路の途切れた現場から見えた脱・公金依存の現実
旅客輸送だけに頼らない新しいビジネスモデルの開拓も加速している。その筆頭が、旅客列車に荷物を載せて運ぶ「貨客混載」だ。
大手物流会社と手を組み、朝採れ野菜や鮮魚、あるいは宅配便の小包を都市部へ運ぶ。ドライバー不足に悩む物流業界と、日中の空席に頭を抱える鉄道会社の利害が一致した格好だ。
さらに、線路敷地を活用した光ファイバーの敷設事業や、駅校内での太陽光発電、不動産開発など、「鉄道以外の収入」が全体の利益を支える構造を作り上げた事業者も登場している。線路という資産をどう多角的にマネタイズするか。いまや経営者の手腕がダイレクトに試される時代だ。
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