衆議院と参議院の違いを徹底解説!政治ニュースの視点が変わる決定版
解散があり任期も短い衆議院には、参議院よりも強い権限が与えられています。これが日本国憲法第59条から第61条などに規定されている「衆議院の優越」です。
衆議院の優越が認められている主な分野は、以下の4つです。
1. 法律案の再可決(参議院で否決・未議決の法案を衆議院の3分の2以上の賛成で成立させる権限)
2. 予算の先議権および優越(予算案は必ず衆議院に先に提出され、意見が異なり両院協議会でも一致しない場合は衆議院の議決が国会の議決となる)
3. 条約の承認における優越(予算と同様、意見が不一致の場合に衆議院の議決が優先される)
4. 内閣総理大臣の指名における優越(首相指名で意見が割れた場合、最終的に衆議院の議決が国会の意思とされる)
国権の最高機関において、なぜ衆議院がここまで優位に立つのか。それは、解散によって「常に最新の民意を背負っている」とみなされるからです。国民の熱量や政策への審判がダイレクトに反映される議院だからこそ、重要な意思決定において最終的な決定権が委ねられています。
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