糸の太さの謎を完全解明!番手・号数・デニール換算と失敗しない選び方
産業資材やアパレル繊維の世界では、国や素材ごとの規格差を解消するため、国際単位系(SI)に準拠した「テックス(tex)」および「デシテックス(dtex)」への統一が進んでいます。
テックスは「1,000mあたりの質量(g)」を表し、実務でより多く使われるデシテックスは「10,000mあたりの質量(g)」を示します。計算式は次の通りです。
【デシテックス(dtex)の計算式】
dtex = (糸の重さ [g] ÷ 糸の長さ [m]) × 10,000
※デニールからの換算: 1 デニール = 1.111 dtex (例:50D ≒ 55.5 dtex)
現在のアパレル製造や先端ファブリック(高強度リサイクル繊維やスマートテキスタイル)の現場では、混繊糸や異素材複合糸が増加した結果、旧来の綿番手や毛番手だけでは正確な糸の太さ・物性を管理しきれなくなっています。そのため、すべての繊維素材を共通の重量比率で比較できるdtex表記がグローバル基準として定着しています。
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