韓国政治の愛憎劇!歴代大統領の一覧から読み解く権力と悲劇の裏側
大韓民国の権力構造を語るうえで、初代大統領の李承晩と、長期軍事政権を敷いた朴正煕の存在を避けて通ることはできない。対立の根底にある歴史的背景は、まさに彼らの時代に形作られた。
李承晩は、朝鮮戦争という未曾有の危機の中で国家の舵取りを担い、強力な反共体制を構築した。しかし、権力への執着は独裁化を招き、最終的には街頭に溢れた市民の怒りによってハワイへの亡命を余儀なくされる。この時期に確立された「強い指導者」像は、その後の政治風土に決定的な影を落とした。
続いて登場した朴正煕は、クーデターによって実権を握ると、「飢えからの脱却」を掲げて怒濤の経済成長を推進。いわゆる「漢江の奇跡」を成し遂げた。だが、その裏側で反対勢力を徹底的に鎮圧し、国家保安法を駆使して言論や思想の自由を制限した側面は否めない。開発独裁の功罪は、今なお韓国社会を二分する議論の的であり続けている。
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