世界一まずい料理の真相!なぜ不評?悪名高き伝統食とランキングを徹底解剖
「まずい」という評価が、味そのものよりも「嗅覚への攻撃力」や「視覚的ショック」から生じるケースも少なくありません。世界一臭い食べ物ランキングで常に頂点に君臨するのが、スウェーデンの「シュールストレミング」です。
シュールストレミングが臭い理由は、塩分濃度を抑えたニシンを生のまま缶詰に密封し、缶の中で嫌気性細菌による異常発酵を継続させる製法にあります。発生するガスによって缶は丸く膨張し、開缶時には強烈な硫化水素や酪酸が噴出。その臭気指数は納豆の20倍近くに達し、屋内で開封することが法律やマナーで厳しく制限されるほどの破壊力を誇ります。
さらに過酷な北方圏の知恵として知られるのが、キビヤックというイヌイットの発酵食です。捕獲したアザラシの内臓を抜き、その腹の中にアパリアス(ウミスズメ科の鳥)を数十羽から数百羽詰め込んで縫合。地中に数カ月から数年埋めて発酵させます。極寒の地でビタミンやミネラルを補給するための貴重な生命線ですが、液状化した内臓を直接すする独特の喫食作法と濃厚な獣脂発酵臭は、外部の人間には極めて高いハードルとなります。
イタリア・サルデーニャ島には、法的な規制対象となるほどの奇食が存在します。ウジ(チーズバエの幼虫)を意図的に湧かせて脂肪を分解させた発酵チーズ「カース・マルツゥ」です。カース・マルツゥの危険性は極めて高く、生きた幼虫が胃酸を通り抜けて腸壁を傷つけるリスクがあるため、EUの食品衛生基準では商業販売が禁止されています。しかし、舌の上でとろける濃厚でピリッとした刺激は現地住民を魅了し続け、伝統の闇ルートで今なお珍重されています。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/dghrxqba/5139372/