韓国政治の愛憎劇!歴代大統領の一覧から読み解く権力と悲劇の裏側
近代から現代へと目を向けると、権力交代の振幅はますます激しさを増している。朴槿恵政権の弾劾を経て誕生した文在寅政権は、革新勢力の悲願である「積弊清算」を掲げ、検察組織の改革や対北朝鮮との平和外交を前面に押し出した。しかし、不動産価格の暴騰や内政での躓きが国民の失望を招くこととなる。
その批判票を集めて政権を奪還したのが、検事総長出身の尹錫悦率いる「国民の力」だ。保守への政権交代を果たした尹政権は、日韓関係の急速な改善や米韓同盟の再強化など、外交面で劇的な転換を図った。だが、国会では「共に民主党」をはじめとする野党が過半数を握る「ねじれ」状態が続き、法案成立を巡って熾烈な攻防が日常化している。
前政権の政策を全面的に覆す大転換は、国民の間にも深い分極化をもたらした。互いを政治的パートナーではなく「打破すべき対象」とみなす対立構造は、現在の社会に重い課題を突きつけている。
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