実写版『鋼の錬金術師』がひどい・爆死と酷評された理由と評価の真相
実写映画における成否を決定づけるキャスティングにおいて、本作は出演者によって評価が真っ二つに分かれる極端な結果となりました。
主人公のエドワード・エルリックを演じた山田涼介は、幼少期から原作の大ファンであることを公言しており、徹底した身体作りとダイナミックなアクション、弟アルフォンスへの情愛を鬼気迫る表情で表現しました。制作現場での立ち振る舞いや熱量を含め、主演としての責任を果たした演技にはファンからも「山田くんのエドは想像以上にハマっていた」「アクションのキレは本物」と称賛の声が多く寄せられています。
その一方で、ヒロインのウィンリィ・ロックベルを演じた本田翼の演技力に対しては、公開直後からネット上で凄まじい批判が殺到しました。特に感情を高ぶらせて叫ぶシーンや緊迫した場面でのセリフのイントネーションが「バラエティ番組のリアクションに見える」「緊迫感が削がれる」と酷評され、作品全体の没入感を阻害した要因として挙げられる事態となりました。
敵役のホムンクルス陣では、ラスト役の松雪泰子が妖艶な美しさと冷酷さを見事に体現し絶賛されたほか、グラトニー役の内山信二、タッカー役の大泉洋の怪演が話題を呼ぶなど、名バイプレイヤーたちの健闘は見られたものの、主要人物間の演技トーンの乖離が作品のまとまりを欠く要因となってしまいました。
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