高橋まつりさんの彼氏とSns投稿の真相|電通過労死事件の教訓
事件の背景において、組織的な問題として厳しく批判されたのが残業時間の過小申告問題です。当時の電通社内には、36協定(時間外労働の限度に関する労使協定)の上限枠内に収めるため、実際の勤務時間を少なく記録させる暗黙のルールや過少申告の慣習が存在していました。
退館記録やパソコンのログイン履歴などの客観的データを基にした再調査の結果、彼女の時間外労働は労災認定基準(過労死ライン)である月80時間を大幅に超過し、本配属後の10月には月約105時間に達していたことが判明しました。これを受け、2016年9月に三田労働基準監督署は極度の長時間労働とパワハラによる過労死として労災を認定しました。
その後、法人としての電通は労働基準法違反の罪で略式起訴され、2017年10月に東京簡易裁判所から有罪判決(罰金50万円)を言い渡されました。形式的な勤怠管理の裏で命が削られていた実態は、日本の企業社会全体に大きな衝撃を与えました。
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