堀川惠子の経歴と代表作を解剖!『原爆供養塔』から最新作に迫る真相

堀川惠子の経歴と代表作を解剖!『原爆供養塔』から最新作に迫る真相を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

堀川氏の評価を不動のものとしたのが、ヒロシマの埋もれた歴史に光を当てた一連の傑作群です。なかでも2015年に刊行された『原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年』は、平和記念公園内に佇む供養塔に納められた数万柱の遺骨と、その身元探しに半生を捧げた女性・佐伯敏子さんの足跡を丹念に追った記念碑的著作です。

堀川氏は佐伯さんが残した膨大なノートと名簿を手がかりに全国を歩き回り、長年「引き取り手なし」とされてきた遺骨の遺族を実際に特定していきました。この圧倒的な執念と人間愛に満ちたルポルタージュは選考委員から絶賛され、第47回大宅壮一ノンフィクション賞および講談社ノンフィクション賞を受賞しました。

さらに2026年発表の『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』では、軍港・宇品(広島市南区)を舞台に、秘密部隊「船舶司令部(暁部隊)」を率いた将校たちの知られざる苦闘と原爆投下直後の救援活動を描き出しました。防衛省防衛研究所の未公開資料や当事者の日記を精緻に読み解き、戦争の構造的欠陥を暴いた本作は、第48回大佛次郎賞に輝いています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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