戦後最大のスキャンダルから50年――「今も永田町を支配する」田中角栄とロッキード事件の真実
ロッキード事件から半世紀が経った現在、令和の日本政界を騒がせているのは、またしても自民党の「裏金・政治資金問題」だ。派閥の裏金作りや利権をめぐる不透明な金の流れが報じられるたび、国民の頭にはあの「5億円」の記憶がフラッシュバックする。
なぜ日本政治は、半世紀前と同じ構造的な病から抜け出せないのか。その根底には、田中角栄が完成させた「集票システムと資金配分」のモデルが、今なお永田町のDNAとして生き続けているからに他ならない。地方へのインフラ投資と引き換えに票を集め、資金を派閥に還流させる手法。制度が変わっても、人間の行動様式は容易には変わらない。
ロッキード事件は過去の歴史ではなく、今もなお日本政治の現場で繰り返される「現在進行形の課題」なのだ。
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