令和の七五三撮影に「推し活」の熱波——旧ジャニーズアイドルの苗字をあしらったグッズ流行の裏側と家族の選択
この現象の根底には、ファンの年齢層の変化がある。2000年代や2010年代に旧ジャニーズのアイドルに夢中になった世代が、現在30代から40代となり、子育ての渦中にいる。彼女たちにとって、推し活は「過去の趣味」ではなく、ライフスタイルの一部として生活に根付いている。
「私の青春は彼らの音楽やドラマと共にありました」と語る、今年5歳になる息子の七五三撮影を終えたばかりの30代女性。「子どもの名前を決める際にもどこかその影響を受けましたし、今回の七五三でも、推しのメンバーの苗字が持つスタイリッシュな世界観を装飾に取り入れました。夫も理解を示してくれて、家族みんなで笑顔になれる特別な1日になりました」
親が自分の好きな文化を自然体で子育てに取り入れる姿は、昭和や平成の「親の都合に子どもを合わせる」とも「伝統に固執する」とも異なる、令和時代の新しい家族のあり方を映し出している。
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