手足口病の治りかけに皮や爪が剥がれる真相!原因と正しい対処法を解説
皮膚の皮むけ以上に保護者を驚かせるのが、病気の完治から1〜2ヶ月ほど遅れて発生する爪のトラブルです。爪の根元が浮き上がり、横方向に亀裂が入ってポロリと脱落するこの症状は「爪甲脱落症(そうこうだつらくしょう)」と呼ばれます。
爪が剥がれる直接の理由は、手足口病のウイルスが爪を作り出す根本部分(爪母:そうぼ)に一時的な炎症を引き起こし、爪の製造ラインが数日間ストップしてしまうためです。爪の成長が一時停止すると、その期間だけ爪に薄い溝やくぼみ(ボー線条)が形成されます。病気が治り、再び爪母が新しい爪を作り始めると、古い爪が前方へ押し出されて最終的に浮き上がり、ポロッと剥がれ落ちる仕組みです。
爪甲脱落症が起きても、下からはすでに新しい爪の芽(薄い爪)がしっかりと生えてきています。指先全体の爪が永久に失われるわけではありません。子どもの爪であれば3〜6ヶ月、大人の場合は半年〜1年ほどかけて元の厚みを持ったきれいな爪へと完全に生え変わります。
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