建築家・黒川雅之の現在とデザイン哲学|Gomから紀章との絆まで
Q1:黒川雅之氏の代表作である「GOM」シリーズの魅力は何ですか?
A1:当時工業部品として隠されることが多かった「合成ゴム」を主材料に採用し、ステンレスや真鍮と組み合わせた革新性にあります。しっとりとした触感と黒の陰影、エッジの効いたモダンな佇まいが高く評価され、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品に選ばれました。
Q2:兄の黒川紀章氏とは仕事上のコラボレーションを行っていたのですか?
A2:共同で事務所を運営することはなく、それぞれが独立した設計事務所を構えて独自の道を歩みました。兄の紀章氏が都市規模のメタボリズム建築を追求したのに対し、雅之氏はプロダクトから住宅まで「身体に触れるスケール」の美学を深め、お互いの立ち位置を深くリスペクトし合っていました。
Q3:著書『八つの日本の美意識』はどのような層に読まれていますか?
A3:建築家やプロダクトデザイナーはもちろん、マーケター、アーティスト、ビジネスリーダーにまで広く読まれています。日本固有の美意識を論理的かつ詩的な8つのキーワード(微・並・気・間・秘・素・仮・破)で整理しており、海外のデザイン教育機関でも必読書として扱われています。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/abkvgdob/7422340/