3歳児が夢中になる1月製作!お正月アイデアと簡単指導案の技術
ハサミを握る手が、かすかに震える。保育士が見守るなか、刃先がゆっくりと画用紙を捉える。パチン、と乾いた音が響いた。
3歳児前半の「ちぎる」「丸める」といった身体全体を使ったダイナミックな動作から、ハサミを一回切りしたり、人差し指の腹で適量ののりをすくって均等に塗り広げたりする精密な動作へ。全国保育士会などの研究部会でも、用具指導を通じた自己統制力の発達がたびたび報告されている。
「ハサミを使うとき、子どもたちは全神経を集中させます。一回切りの成功が自信になり、次の直線切りへと挑戦する意欲が湧くのです」と都内の幼稚園教諭は語る。1月の指導案における「ねらい」は、決して見栄えの良い作品を作ることではない。用具の正しい扱い方を知り、素材の手触りを味わいながら、自分のイメージを形にしていくこと。その試行錯誤のプロセスこそが、子どもたちの自己肯定感を底上げしていく。
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