愛犬に白菜を与えても平気?獣医が明かす生食リスクと安全な給餌量
白菜を生のままシャキシャキと食べさせる行為には、見過ごせない内分泌系へのリスクが潜む。アブラナ科植物にはグルコシノレート(体内で代謝されるとゴイトロゲンとして作用する物質)が含まれており、これが甲状腺によるヨウ素の取り込みを阻害するからだ。
ヨウ素の吸収が妨げられると、甲状腺ホルモンの合成が滞り、結果として甲状腺機能低下症を悪化または誘発させる危険性が生じる。元気の消失、脱毛、体重増加、耐寒性の低下といった症状を引き起こすこの病気は、特に中高齢の犬で好発する。加熱処理を施せばゴイトロゲンの活性を大幅に低減できるため、生食は避け、必ず十分に熱を通してから与えるのが鉄則だ。
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