コンビニの卵は偽物?たまごサンドや半熟卵の正体と裏側を徹底調査

コンビニの卵は偽物?たまごサンドや半熟卵の正体と裏側を徹底調査の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

たまごサンドや目玉焼きだけでなく、レジ横や冷蔵棚に並ぶ「味付き半熟ゆで卵」にも長年都市伝説がつきまとってきた。殻を割っていないにもかかわらず、白身から黄身の芯まで均一にほどよい塩味がついている理由について、「注射器で塩水を注入している」といった俗説が囁かれたこともある。

実際のコンビニゆで卵の仕組みは、注射器などではなく「浸透圧」を利用した科学的な製造工程によるものだ。卵の殻には「気孔」と呼ばれる微細な穴が無数に開いており、茹で上がった直後の卵を高濃度の飽和食塩水に一定時間浸漬させることで、浸透圧の差によって殻の隙間から塩分が卵内部へ自然に浸透していく。

また、店舗で販売されている10個入りのコンビニの卵パックは、スーパーで売られているものと全く同じ産地直送の「本物の生卵」だ。契約農場で採卵され、GPセンター(洗卵選別包装施設)で殺菌洗浄された正規の鶏卵が流通している。

さらに「コンビニおでんの卵は沈まずに浮くから偽物」という噂の真相についても、科学的根拠は明確だ。長時間出汁で煮込まれたゆで卵は内部の水分が抜け、内部に微細な気泡が発生したり出汁の塩分濃度との比重差が生じたりすることで浮力が増す。決して偽物のプラスチック卵だから浮いているわけではない。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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