蚊に刺されたらセロテープで痒みが消える?皮膚科医が明かす真実
この応急処置に対し、医療現場の視線は極めて厳しい。日本皮膚科学会に所属する複数の皮膚科専門医は、「一時的な気休めと引き換えに、かぶれや感染症のリスクを高める危険な行為」と口をそろえる。2026年最新の臨床データでも、粘着テープの長時間の貼付がトラブルの引き金になるケースが相次いで報告されている。
最大の懸念は「接触皮膚炎」の発症だ。工業用・文具用の粘着剤は人体への使用を想定して作られていない。汗や皮脂がテープ内部に溜まることで雑菌が繁殖しやすくなり、剥がす際に角質層がはがれて強い炎症を起こす。痒みを抑えるつもりが、激しいかぶれや跡が残るトラブルを引き起こすリスクがある。
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