「越山会の女王」佐藤昭子とは何者か|田中角栄との愛憎と娘の真実
二人の関係を語る上で欠かせないのが、佐藤昭子の娘である佐藤あつ子氏の存在です。1957年(昭和32年)、昭子氏は女児を出産。この娘こそがあつ子氏であり、角栄氏は戸籍上でも自らの実子として正式に認知していました。
あつ子氏は幼少期から「角栄パパ」と呼び、角栄氏も目に入れても痛くないほど可愛がったと伝えられています。しかし、この複雑な家族関係は、角栄氏の正妻側の家族との間に深い確執を生むことになります。
特に角栄氏の長女である田中眞紀子氏と昭子氏・あつ子氏側との関係は緊張を極めました。後年、角栄氏が亡くなった際の佐藤昭子と遺産をめぐる問題でも、法的な相続権を持つあつ子氏と田中家本家との間で複雑な感情の交錯があったことが、関係者の証言や手記で語られています。あつ子氏は後に母と角栄氏の真実を綴った著書『昭 田中角栄と生きた女』を発表し、大きな反響を呼びました。
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