子供の歯茎に白いおでき!フィステルの正体と永久歯を守る治療法
「どうせ抜ける乳歯だから」と治療を先送りにするのは極めて危険です。乳歯の根のすぐ真下では、一生使い続ける後継永久歯の芽(歯胚)が日々育っています。乳歯のフィステルを放置すると、以下の取り返しのつかないトラブルを引き起こします。
① ターナー歯(エナメル質の形成不全・変色)
膿の中に含まれる細菌の毒素や強い炎症が、真下で形成中の永久歯に直撃すると、エナメル質が正常に作られなくなります。その結果、永久歯が生えてきた時点で表面が黄色や茶色に変色していたり、一部が削れたように脆くなったりする「ターナー歯」と呼ばれる状態になります。
② 永久歯の萌出障害・歯並びの悪化
根元の骨が炎症で破壊されると、永久歯が生えてくるルートが狂い、本来と全く異なる位置や角度から生えてくることがあります。また、重症化によって乳歯を早期に抜歯せざるを得なくなった場合、両隣の歯が倒れ込んできて永久歯が生えるスペースを奪い、将来的な重度の不正咬合を招きます。
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