五味太郎が80代の今も愛される秘密とは?名作絵本と痛快な子育て論
五味氏の膨大な著作の中から、親子で絶対に読んでおきたい珠玉の代表作をピックアップしてご紹介します。
『きんぎょがにげた』(福音館書店)
1977年の刊行以来、累計発行部数300万部を超えるメガヒット作。鉢から逃げ出した1匹のきんぎょが、カーテンの模様や花瓶、フルーツ皿の中へと隠れていく「絵探し」絵本です。0歳や1歳の赤ちゃんでも指差しで楽しめるため、出産祝いやファーストブックの定番として選ばれ続けています。
『みんなうんち』(福音館書店)
「いきものは たべるから みんな うんちをするんだ」というシンプルな生命の営みを、ユーモラスかつ科学的な視点で描いた名作。子どもが大好きなテーマを明るく自然体で捉え、世界各地の翻訳版でも親しまれています。
『さる・るるる』(絵本館)
「さる・くる」「さる・みる」「さる・ける」など、すべての行動が動詞の語尾「る」でリズミカルに展開する痛快作。日本語の音の楽しさとナンセンスな展開が、幼い子どもの言語感覚を心地よく刺激します。
このほか、型抜き仕掛けを巧みに使った『まどから おくりもの』や、動物たちの体の模様に食べ物が隠れている『たべたの だあれ』など、五味太郎の絵本は年齢に応じた多様な楽しみ方ができるラインナップが揃っています。
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