利益準備金とは?配当時の積立計算や資本準備金との違い・仕訳を徹底解説
貸借対照表の純資産の部には、利益準備金とよく似た名称の「資本準備金」が存在します。両者はどちらも法定準備金ですが、「発生原資」と「会計上の区分」が根本的に異なります。
資本準備金は、株主から出資を受けた金額のうち、資本金として組み入れなかった金額(会社法445条に基づき出資額の2分の1を超えない額)を原資とします。つまり、株主が拠出した元手そのものです。
対して利益準備金は、企業が営業活動などを通じて自力で稼ぎ出した「利益」を原資としています。配当を行う際に、繰越利益剰余金から振り替える形で計上されます。
どちらも債権者保護という目的や「合算して資本金の4分の1まで積み立てる」という上限枠は共有していますが、元手が「株主の払込金」か「稼いだ利益」かという点で明確に区別されます。
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