お腹の右側が痛い原因とは?盲腸や胆嚢炎の見分け方と受診目安
お腹の右側と一口に言っても、「右上腹部(肋骨の下あたり)」が痛むのか、それとも「右下腹部(骨盤の内側あたり)」が痛むのかによって、疑われる臓器は大きく異なります。腹腔内の解剖学的な位置関係を把握することが、原因特定への第一歩です。
右上腹部には、主に肝臓、胆嚢、十二指腸、腎臓が位置しています。このエリアが痛む場合、胆石症や胆嚢炎、胃・十二指腸潰瘍、あるいは右側の腎盂腎炎などが代表的な候補に挙がります。特に脂っこい食事の後に差し込むような痛みが走る場合は、胆嚢トラブルの典型パターンです。
一方、右下腹部には盲腸(虫垂)や上行結腸、小腸の一部があり、女性の場合は右側の卵巣や卵管も存在します。右下の鋭い痛みは虫垂炎や大腸憩室炎、女性特有の婦人科疾患が強く疑われます。まずは痛みの中心が「おへそより上か下か」を冷静に確認してください。
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