三菱UfjのPts株価急変はなぜ?夜間取引の真相と見通しを徹底検証
四半期決算が引け後に発表された夜、投資家向けコミュニティや三菱UFJ 8306 PTS 掲示板(Yahoo!ファイナンス掲示板など)を覗くと、極端な言説がタイムラインを埋め尽くします。「PTSで+40円!明日は寄り付きストップ高か」「上方修正と増配のダブル役満、持たざるリスクが現実になった」といった過激な買い煽りが飛び交う一方で、失望売りが広がった場面では「終わりの始まり」「明日は逃げ場なしの暴落」という悲観論が支配的になります。
当取材班が入手した機関投資家ディーラーの証言によると、こうした夜間のコミュニティの熱狂は、大口投資家にとって格好の流動性供給源(エグジットの機会)として冷徹に観察されています。
「夜間のPTSは流動性が非常に薄いため、わずかな買い注文を連鎖させるだけで株価を一時的に釣り上げることが可能です。掲示板で個人投資家が熱狂し、翌日の高寄りを信じ込んでPTSの割高な気配値でさらに買い集めてくれる時間帯こそ、翌朝の寄り付きで売り抜けたい大口にとって最高のカウンターパーティ(取引相手)になります。実際、夜間に高値をつけて歓喜していた銘柄が、翌日9時の東証寄り付きで高値をつけて即座に大陰線を引く『寄り天』で沈んでいく光景は、市場で数え切れないほど繰り返されてきました」(国内大手証券元チーフディーラーの証言)
ネット上の掲示板やSNSで散見される感情的な投稿は、自身のポジションを正当化したいバイアスに満ちています。夜間の掲示板でどれほど強気・弱気の議論が白熱していようと、翌朝9時に参入してくる国内外の巨大ファンドの売買注文の前には、夜の買い煽りなど一瞬で呑み込まれて無力化するのが現実のマーケットの厳しさです。
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