Expiry Dateの日本語訳は?賞味期限・消費期限の違いと見分け方
海外旅行の土産や輸入ECサイトで手に入れた商品を見る際、最も多くの消費者が直面する混乱が「日付の並び順」です。日本の標準的な表記順である「年/月/日」に慣れていると、重大な読み間違いを引き起こすケースがあります。
消費者庁や輸入食品安全対策室の資料でも啓発されていますが、海外輸入品の日付表示の見方には主に3つの系統が存在します。
- 英国・欧州・豪州式(日/月/年):「12/05/26」とあった場合、これは2026年12月5日ではなく「2026年5月12日」を意味します。
- 米国式(月/日/年):「05/12/26」とあった場合、「2026年5月12日」を指します。
- 日本・国際標準ISO 8601式(年/月/日):「2026/05/12」または「26/05/12」の順序です。
日と月がどちらも「12以下」である場合、たとえば「06/07/26」といった印字は、欧州式なら7月6日、米国式なら6月7日となり、約1ヶ月のズレが生じます。月が英語の略号(JAN, FEB, MAR, APR, MAY, JUN, JUL, AUG, SEP, OCT, NOV, DEC)で表記されている場合は判別が容易ですが、数字のみが並んでいる際は製造国の慣習を確かめる必要があります。
さらに国内流通品においては、日本の賞味期限の読み方詳細まとめを把握しておくことが不可欠です。賞味期限が製造日から3ヶ月を超える食品については、食品表示法上「年月」のみの表示(例:2026.08)が認められています。この場合、その月の末日(2026年8月31日)までが期限となります。
また、西暦和暦の日付表記ルールにおける読み違えも後を絶ちません。公的機関や特定の下請製造品において「R08.05.12」あるいは単に「08.05.12」と表記されている場合、これは西暦2008年ではなく「令和8年(2026年)」を意味します。賞味期限表示を西暦の下2桁と混同し、「過去の期限切れ商品が売られている」と店舗へクレームが入る事案は小売現場における日常茶飯事となっています。
なお、食品表示法 2026年最新ルールの運用においては、物流効率化とフードロス削減を背景として、日単位表示から「年月表示」への移行が一層推進されています。賞味期限の印字スペースに二次元コードを統合し、詳細なロット情報やアレルゲン、原産地トレーサビリティをスマートフォンで瞬時に確認できる「スマートフードラベル」の導入実験も各メーカーで本格化しています。