佐藤浩市と三國連太郎はなぜ絶縁したのか?衝撃の確執と和解の全真相
二人の関係性を語る上で外せないのが、歴史に残るふたつの共演作だ。1986年の映画『人間の約束』で初めて同じ作品に名を連ねた際、スクリーンの端々に漂う張り詰めた空気は観客を息をのませた。直接対峙する場面は多くなかったものの、役者としての意地が衝突する気配が画面全体に満ちていた。
そして1996年、松竹株式会社が手掛けた大作『美味しんぼ』で、二人は完璧な父子役として真っ向から対峙する。海原雄山と山岡士郎。原作漫画の確執そのままに、現実の父子の緊張感が役に乗り移ったような名演を見せた。会見で「役者として三國さんを超えることはない」と語った佐藤の言葉には、リスペクトとライバル心が複雑に混ざり合っていた。
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