黒にんにくでがんは治る?抗がん作用の真相と研究データを徹底検証
健康食品としてのポテンシャルが極めて高い黒にんにくですが、万能の特効薬として扱うことには明確なリスクと盲点が伴います。
ネット上で特に誤解されやすいのが、「天然の食品だからいくら食べても副作用はなく安全」という思い込みです。黒にんにくには血液をサラサラにする抗血小板作用や血流促進作用があります。そのため、抗凝固薬(ワルファリンなど)を服用している心疾患・脳血管障害の患者や、手術直前・直後の患者が大量に摂取すると、出血傾向が強まり止血が困難になる危険性が指摘されています。
また、刺激がマイルドになっているとはいえ、元はにんにくです。食物繊維やフルクトオリゴ糖が多く含まれているため、一度に大量摂取すると腸内細菌叢のバランスが一時的に崩れ、軟便や腹部膨満感、胃の不快感を引き起こすケースがあります。健康な成人であっても、1日の摂取量目安は1〜2片(約10〜20g)にとどめるのが適量です。
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